こんにちは。向田地区担当原田です。
いきなりですが、「ベルジュース」はご存知でしょうか?
「ベルジュース」とは摘果したブドウで作ったジュースで、
中世ヨーロッパでは、「調味料」や「ワインビネガー」として利用していました。
甘い香りですが、酸味が利いています。

薩摩川内市の東郷町では、ブドウ栽培が盛んで、ブドウ農園をあちらこちらで見かけます。
より大きな実にするために、小さい実を摘む工程を「摘果」といい、ブドウの1/3は摘果されており、摘果されたブドウは廃棄されます。ある農園では、約1tもの廃棄がでるそうです。


そこに目をつけたのが、「薩摩ビネガー工房」さんでした。
摘果したブドウをスロージューサーにかけることで、液体とカスに分け、「ベルジュース」を作り出したのです。
香りは甘いのですが、味はすっぱい。
ギャップ萌えです!
「もしかしたら、アイスとして食べたら美味しいかも!」と思い立ち、
訪ねたのが、「ラ・フルッタ」さんでした。

すると、店主の和一郎さんも気に入ってくださり、早速試作に取り掛かってくださり、
今日、待ちに待った試食会をしてきました。

みためは、他ジェラートと変わらないのですが、、、

お口に入れて驚きました!!
程よい酸味に、ちょうど良い甘さが後を引き、
夏の暑い時期にはぴったりなさわやかな味で、本当に美味しかったです。
この夏、「(仮称)ベルジェラート」でジメジメした暑さに、さわやかな香りを取り入れ見ませんか??