こんにちは。向田地区担当 原田です。
『旬ビネ割り』
とは、旬の果物を使用した果物酢で割った焼酎。という意味で、
我々、地域おこし協力隊が勝手に名付けました(笑)。
ここでいう、果物酢とは薩摩ビネガー工房さんで作る「スイートビネガー」を指します。
こちらでは、薩摩川内市産の果物にこだわり、
その時期に採れた果物だけを使用して、スイートビネガーを作ります。
“旬”の“果物”で作ったお酢のため、『旬ビネ』という名前をつけたわけです。
このスイートビネガーを“ジュース”ではなく、“焼酎”で割って飲むという発想が、
なんとも鹿児島らしいですね(笑)
と、いうことで、
スイートビネガーを使った、新しい焼酎の飲み方を、
我々、地域おこし協力隊が身体を張って調べてきました!
(本音は、ただただ、飲みたかった!)

では、早速、
【用意したもの】
・焼酎/スイートビネガー(桃)

・お水
・氷を入れたコップ

・焼酎が苦手。そもそもお酒に強くない女性
【調べた割合/スイートビネガー水の作り方】
・5倍希釈(1:4)・・・1がスイートビネガー、4がお水
・6倍希釈(1:5)・・・1がスイートビネガー、5がお水
・7倍希釈(1:6)・・・1がスイートビネガー、6がお水
※写真は6倍希釈の様子です。


【調べた割合/焼酎】
・6:4(6がスイートビネガー水、4が焼酎)
・7:3(7がスイートビネガー水、3が焼酎)
・8:2(8がスイートビネガー水、2が焼酎)
鹿児島では、焼酎の割り方を「ろくよん」、「ななさん」などの呼び方で親しまれています。



手元が狂い、焼酎が8分目まで入ったこともありました。
※ちなみに、鹿児島県には、シリンダーグラスがあります。写真を参照。
写真は薩摩川内市オリジナルグラスです!

シリンダーグラスは、基本的にお湯割り用です。今回は水割りで作りたかったので、プラコップを代用しました。
【調べ方】
9通りの飲み方を、全て飲み、あーだこーだ言い合う
【結果】
一番美味しかった割合は、
・6倍希釈(1:5)(500mlの計量カップの場合、80ml、400mlです。)
・焼酎との割合は、8:2
でした。
そもそも、お酒に強くない女性に感想をいただきました。
「お酒ではあるが、桃の香りをしっかり残しつつ、
酸味がほどよい。甘さがしつこくない分、非常に飲みやすい」
確かに、私自身もこの割合で飲むと、
別の飲み物に変わる感じがして、衝撃でした。
【さいごに】
濃さ、薄さは人の好みです。
好きなように調整できることが、
焼酎の楽しみ方の一つであり、魅力だと思います。
若い方々の“焼酎離れ”が叫ばれている昨今ですが、
新しい飲み方で“層”が広がるきっかけになれれば、
嬉しい限りです。
『旬ビネ割り』を宜しくお願いします♪