どうも、お疲れ様です!
向田(むこうだ)地区担当の原田です!
去る9月22日は川内大綱引を体験してきました!
400年以上続く伝統行事であるこのお祭りですが、やはり奥が深い!!
綱引きができるまでの軌跡をまとめました。
地元住民が一同に集まり、当日の朝から作りはじめ、夕方には完成しているのです。
長さ365m、直径35cm、重さ7tといわれるこの大綱を いったいどのようにして3本の綱でしめたのか?
綱ができるまでを綱練(つなねり)というのですが、綱練で重要になるのが
『立山(たてやま)』と『寄山(よせやま)』と『シンコ』いわれるものです。
これら3つは3本の綱を1本の綱にする重要な道具なのです。
平たく話しますと、立山と寄山は両サイドにあり、独立した3本の綱でつながっています。立山は固定されているのですが、縒り(ねじり)を入れていくことで、寄山は立山の方に寄っていくのです。だから寄山といわれます。ある程度縒りが入ってきたら、立山の方からシンコという道具を使い(簡単にいうと丸太です)、3本の綱を縒りを入れながら1本にしていくのです!

「立山」の写真
正面からみた立山

側面から見た立山

道路の穴にいれて固定します。


寄山の写真


寄山は動くように、固定されていない。
シンコの写真



「立山」でのまわしている様子
左方向に回しています。これも消防署、自衛隊の猛者たちが力を込めて回すのです。

寄山は右方向に回します

↑は回す取っ手(ギッチョ)

「せーの!」の合図で、一人ずつ右方向に回していきます。写真でいうと手前から真ん中、奥への順番で繰り返し回していきます。
3箇所回すと、「ゴゴッー」と音がして寄山が立山の方向に進みます!

↑が寄山が進んだ証です。
これが「立山」・「寄山」・「シンコ」の説明でした!