地元に暮らしていると「案外、行ってないなー」という観光スポット、ありませんか?「ぶらりバス旅」では、”よかとこ再発見!!薩摩川内市の食と体験を巡る旅”として、毎月バスツアーを実施しています。地域の皆さんとのふれあいを楽しみながら、美しい景色と食の恵みを楽しめると好評です。今回は8月上旬のツアーに参加した際の模様をレポート!
おなじみ人形岩。青い空をバックに。
川内駅をバスで出発し、あの豪華列車「ななつ星」も停車するスポット、薩摩高城駅へ。
おれんじ鉄道の皆さんが整備された緑のトンネルを抜けると・・・
東シナ海の青い海。
用意してある月日貝の貝殻に願いごとを書いて・・・
絵馬のように、つるします。
ななつ星のお客様でしょうか、香港や台湾から訪れた皆さんのメッセージも。
ハートごしのハートが見えますか?
線路の枕木を利用した階段。このうえに海を見渡せる見晴らし台があります。
駅構内を出て西方海岸へ。人形岩の由来のお話、実は初めて知りました。
西方海岸を散策したあと、川内高城温泉郷へ。別日に取材した、こちらの記事をご参照ください!
”この夏行きたい!西郷どんスポット。仙太郎、高城温泉へ行く”
高城温泉郷を出て、ゴーヤ農家の皆さんが栽培する畑へ。可憐な黄色い花が咲き、太くてまっすぐなゴーヤがいくつもぶら下がっています。ゴーヤの砂糖がけを頂きました。生姜の砂糖煮と同じ要領で、適当な大きさにカットしたゴーヤを一度ゆでこぼし、シロップで炊いていくと出来るそうです。甘苦い味があとをひく意外な?おいしさ。
陽成コミュニティセンターへ。看板猫がお出迎え。
お料理上手を誇る奥様方が出揃って、腕をふるってくださいました!ゴーヤのツナマヨコーン和え、ゴーヤのかば焼き、ゴーヤの佃煮など。お煮しめや炊き込みおこわも絶品。
もうひとつ、ゴーヤのおいしいレシピを教えて頂きました。カットして冷凍したゴーヤとバナナをミキサーに入れ、牛乳または豆乳、はちみつ、氷を入れてなめらかになるまでミキサーにかけると、ゴーヤスムージーのできあがり。バナナの甘みで、ゴーヤの苦味がほとんど気になりません。お好みのフルーツ、野菜を加えて、夏の朝食メニューにいかがですか。
このあたりは西南戦争の戦地跡が多く残り、官軍、薩軍の墓が点在しています。
ランチのあとは一路東郷へ。旬を迎えるぶどう狩りにGO!永山ぶどう園さんにて。
この日は小雨模様。ぶどう園内でティーパーティの予定を変更し、ぶどう園事務所をお借りしてセッティング。
東郷の笹野製茶さんがつくる「東郷紅茶」。ファーストフラッシュ(一番茶)を贅沢に使い、フルーツ入りのアイスティで頂きます♪
紅茶と桑茶のシフォンケーキ、スイートポテト、メレンゲなど、紅茶に合うお菓子がたっぷり振る舞われました。あわせて、ぶどうの試食も。巨峰にシャインマスカット!大人気のシャインマスカットは産地でも手に入りにくい品薄状態が続いているそう。貴重なひと房をご提供頂きました♪
園内でのぶどう狩りは1000円/1kgの産地価格で購入できます。ぶどうにかかっている袋を開いて熟れ具合をチェック。「黒いものは熟しています。赤っぽいのはまだ」と社長みずからご指南頂きました。ツアー客の皆さんも、お土産にと、たくさん買い込んでいましたよ。
ぶどう園のすぐそばにある、とうごう五色親水公園。晴天の日でも鬱蒼とした緑の森に囲まれ、田海川の冷たい水が心地良くクールダウンしてくれます。ぶどう狩りをして、川の水で冷やして頂くのもいいですね!きれいな水辺でピクニック気分を楽しみました。
駆け足でご紹介しましたが、実際のツアー行程はゆったり、のんびり。ランチのあとには少しお昼寝もしたりと、家族旅行のようにくつろげました。おひとりで参加されるリピーターの方も多く、ツアー中にすっかり顔なじみに。
地元の名所、おいしい逸品、地域で活躍される方々の笑顔。なつかしい魅力にほっとし、新しい魅力に元気をもらえる。毎月2回催行、季節ごとの絶景、行事、旬の味をとりそろえて、皆さまのご参加をお待ちしています♪
ツアー主催:(株)薩摩川内市観光物産協会・観光旅行事業部
℡ 0996-25-4700