地域ぐるみで守る。祁答院・黒木温泉

薩摩川内市の中心地から車で走ること約30分。薩摩川内市祁答院(けどういん)・黒木地区を訪れました。

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この秋、地域住民の手によって復活した「黒木温泉」。名湯です!

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まずは、祁答院黒木地区担当の地域おこし協力隊の詰所を訪問。

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黒木温泉の復活オープニングセレモニーの様子を伝えてくれた、協力隊の鈴木祐佳さん。大分県出身、東京での勤務を経て、2017年4月より祁答院黒木地区にて活動中です!黒木地区にはもう一人の隊員・山田さんがいます。

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詰所の愛称は「竹屋」。もともとは地域の方が、竹細工などの創作活動に利用していた施設だったそう。天井裏には、竹で編んだむしろが貼ってあります。

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地域情報、お待ちしています!

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そして!鈴木さんのお宅では、山羊を飼っています。トカラ列島出身、黒木のロキちゃん。オス。まだ子やぎです。

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黒木のロキちゃんを、ひと目見たいとやってきたミキティ。尻尾をふって出迎えてくれました。

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ロキちゃんに見送られて向かった先は、復活した黒木温泉。

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堂々の看板です。

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なかに入ると、昔ながらの休憩室が。窓の外にひろがる田園風景を見ながら、すっかりくつろぐミキティ。

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黒木温泉が最初にオープンしたのは、今から約20年前のこと。地域に温泉設備が欲しいと、地域住民の皆さんが力を合わせ、温泉掘削・開業へと至った歴史がありました。

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経営者の高齢化等により、経営存続があやぶまれた黒木温泉。地域の温泉を皆で守らなければ!と立ち上がられたとのこと。「地区コミ協議会が、温泉管理やるぞー!」の文字通り、地域住民の皆さんが交代で運営管理に当たることとなりました。

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夕方4時のオープン直後から、続々と地域の方がいらしゃいます。「入りにこないと、なくなったら困るから。いいお湯ですよ」「毎日来てる」

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こちらは男湯。大浴場に、水風呂、シャワーもあります。大きな窓からは、祁答院・黒木の風景が一望できます。

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温泉といったら、コーヒー牛乳。姿勢正しく飲み干すミキティ。。この日は温泉入ってませんが!

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温泉の玄関前では、野菜の無人販売も行っています。ほうれん草、里芋、ねぎ、大根など、たっぷり入ってどれも100円!売り上げは、温泉の運営にも役立てられます。

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黒木温泉は緑が目印!黒木郵便局からすぐ近く。地域を見守る町の局長さんです。地域おこし協力隊の世話役もされているんだそう。

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黒木地区には、ひと足早い晩秋の風景が訪れていました。

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紅葉の並木道を歩いて帰る小学生。みんな元気に挨拶をしてくれました。

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祁答院黒木地区には、近くに「矢立農村公園 せせらぎの里」や、道の駅「祁答院ロード51」もあります。毎週土曜日は大人も子供も入浴料が安くなる黒木Day!お出かけの帰りに、家族そろって温泉、いかがでしょうか。

黒木温泉

水曜日~日曜日、午後4時~午後9時営業
入浴料:大人270円、小学生以下80円(お得な回数券あります)
黒木dayの土曜日は、大人200円、小学生以下50円

※従来あった家族湯、個別湯は現在利用できません。大浴場のみ利用可能です。