甲子園を沸かせ、プロ野球にも多くの選手を送り出し、キャリアを重ねてきた”松坂世代”。その世代でも筆頭に出る成績を収めている読売ジャイアンツの杉内俊哉投手は、薩摩川内市スポーツ大使でもあります。サンアリーナせんだいを拠点に今年12回目となる自主トレーニングを行い、プロ17年目のスタートを切りました。
甲子園、社会人野球、プロ野球とファンを沸かせてきた左腕
報道陣への公開日とあって、東京、鹿児島からテレビ・スポーツ紙・一般紙の記者がずらり
軽いジョギングからスタート
体幹ストレッチ
ときには談笑をまじえつつ
入念に左肩をストレッチしていました
グラブを手に、少しずつ距離を伸ばしながらの遠投
ノックを受け、守備の練習も
最新のトレーニングツールも興味深かったです!ウエイトを使ったランジ。
午前の練習終了後、報道陣の囲み取材を受ける杉内投手
日にち変わって、自主トレーニング最終日。恩師の鹿児島実業野球部監督(現在は名誉監督)久保克之さんも見守るなか、最終日も同じメニューを黙々とこなす杉内投手。練習後、FMさつませんだいリスナーの皆さまにメッセージを頂きました。
見学の方にファンサービス
東京からいらした高山和恵さん。杉内投手の自主トレを見に、薩摩川内市を訪れること6年目だそう!「いつも三泊四日で薩摩川内市に来てます。杉内さんが自主トレしていなかったら、たぶん薩摩川内のことはずっと知らなかったと思います(笑)」「お世辞じゃなく、本当に皆さんあったかくて親切で。FMさつませんだいも聴いてますよ」とのこと。嬉しいお言葉!
自主トレ中の楽しみのひとつに、豚しゃぶと焼酎を挙げていた杉内投手。「いつも飲みきれないくらいもらうんだよね、サウナで一緒になるおじちゃんたちからも。ありがたいです」薩摩川内の焼酎で好きな銘柄は「五百年蔵」「村尾」「蔵の神」とのこと。久保名誉監督の差し入れで、きんかんも召し上がられたそうですよ。
川内高校の木佐貫投手と、鹿児島実業の杉内投手。1998年、第80回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)鹿児島大会の決勝を投げ合った二人です。今は同じチームで、木佐貫さんはスカウトとして仕事をし、杉内投手は一軍での勝利を目指す立場となりました。円熟期を迎える”松坂世代”。杉内投手の活躍を祈り、また来年もこの地で自主トレをしてくださることを期待したいと思います。
■サンアリーナせんだい