高校バスケ界最高峰の大会・第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会、通称ウインターカップ。昨シーズンから県内無敵の躍進が続く、地元・川内高校男子バスケットボール部が、鹿児島県予選を勝ち抜き、見事2年連続10回目の出場権を獲得しました!
2019年の南部九州高校総体(インターハイ)では、バスケットボール競技のメイン開催地となる薩摩川内市。サンアリーナせんだいで開催された鹿児島県予選の準決勝・決勝は、次回インターハイのプレ大会と位置づけられ、センターコート方式でのゲームに、ハーフタイムショーも加わり、華やかな大会となりました。
応援席がコートサイドに設置され、チーム・応援席が一団となって盛り上がります。
準決勝、対加治木工業戦。地力に勝る川内高校が序盤から圧倒、落ち着いた試合運びで終始リードを保ち、104対70で勝利。準決勝もう一試合は、れいめい高校対鹿児島工業。決勝での川内ダービーが期待されましたが、れいめい高校は惜しくも敗れ、川内高校対鹿児島工業の決勝となりました。
準決勝の試合後、会場では映画『走れ!T高バスケ部』のプロモーション撮影が行われました。
鹿児島県代表として5人の選手がフリースロー対決に参加。
始球式がわりのフリースロー、つんが見事に決める一幕もあり、盛り上がりました!
志尊淳さん主演、プロモーションに参加された西銘駿さん、阿見201さんらが出演されています。プロモーションの様子は、こちらのリンク先からご覧いただけます。
10月21日の決勝。川内対鹿児島工業戦は、2018年夏の高校総体・鹿児島県予選決勝の再現となりました。
レッドバルカンズは、川内高校男子バスケ部の愛称です。チームスローガン「地に足つけて」
ホームならではの応援の後押し
ハーフタイムには、川内高校ダンス部が2020年鹿児島国体のダンスパフォーマンスを披露。
後半開始。ほぼ満席となったサンアリーナせんだい。
FMさつませんだいでは当日13時より会場から生放送を行い、決勝後半~優勝決定の瞬間をお届けしました!夏のインターハイ決勝では、後半追い上げられ苦しい展開となった川内高校でしたが「それをふまえて後半立ち上がりから全力で行くように」指示したという田中監督。後半も相手の思うようなプレーをさせず、ベンチメンバー全員を出場させる余裕も。97対74で、内容、結果ともに満足のいく勝利となりました。田中監督は「選手たちが落ち着いて試合をしてくれた」と、その成長ぶりに確かな手ごたえを感じたようです。
インターハイを経てチームは新体制へ。元キャプテンの3年生小原選手(左)と新キャプテンの2年生川畑選手。「ウインターカップ決勝は、川内高校らしいプレーが出来て、点差もしっかりついて、良かったと思います」と新キャプテン。
川内高校のエース、2年生の野口選手。18歳以下日本代表候補に選抜された経験があり、全国大会でも注目される選手のひとりです!「去年の大会は2回戦からで、力を出し切る前に惜敗してしまった。今年は初戦から全力で戦って、ひとつでも多く勝てるように、ベスト8目指して頑張ります」と意気込みを語ります。
「南部九州総体300日前記念イベント」に参加。薩摩川内市等をホストタウンとするバスケットボール競技開催のPRを行いました。
チームに残った3年生は4人。中山選手(左)堀選手。勝負どころでのスリーポイント、期待しています!
3年生の新留選手(右)と野口選手。得点源となるふたり、頑張ってもらいましょう!
2年生、キャプテン川畑選手(左)と副キャプテン馬場選手。チームを引っ張ります。
1年生の大山選手(左)と宮原選手。下級生も頑張ってます。
2年生、副キャプテン高城選手(左)と山田選手。新チームになり頼もしさが増しました。
23日の初戦までもう間もなく。短時間のなか密度の濃い練習になるよう集中して取り組みます。
部を率いて26年目の名将、田中監督を中心に、チーム・スタッフ一丸となって勝利を目指します。「鹿児島県代表として、感謝の気持ちを忘れずに試合にのぞみたい」と選手の皆さん。地元からの熱い応援、よろしくお願いいたします!
SoftBank ウインターカップ2018
https://wintercup2018.japanbasketball.jp/
12月23日~29日◇東京調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ
試合は衛星放送、ライブストリーミング等で視聴できます。詳しくは上記公式サイトをご確認ください。