高校バスケ界の最高峰、ウインターカップ(第72回全国高校選手権)が12月23日~29日、東京都で開催されます。今年は男女各60チームが出場し、頂点を目指してしのぎを削ります。10月に開催された鹿児島県予選を勝ち抜き、3年連続11回目の出場を決めた川内高校男子バスケ部、惜しくも準優勝となったれいめい高校女子、3位となったれいめい高校男子の戦いぶりをご紹介します。
3年連続11回目の出場となる川内高校男子バスケ部。集大成となる大会で、ベストを尽くす!
まずは県予選の振り返りから。10月下旬、準決勝、決勝はサンアリーナせんだいが舞台です。れいめい男子、川内男子ともに順調に勝ち抜き、ホームで迎えた準決勝。ライバル対決の軍配は108‐74で川内にあがりました。
1,2年生のみのチームで健闘を見せたれいめい。次につながる3位です!
女子決勝はれいめい対鹿児島女子。インターハイ予選決勝ぶりの再戦、互いに期するものがあったでしょう。
ゲームを通して接戦でしたが、終始押し気味に試合を進めた鹿児島女子が意地をみせ、勝利をつかみました。れいめいは主力のひとりをケガで欠くなか、準決勝では鹿屋女子を延長戦で振り切り、インターハイに続く全国出場を目指したものの、あと一歩届かず。試合後には涙も見えましたが、1,2年生主体の伸びしろのあるチーム。これからの成長に期待しています。
2年ぶり25回目の出場となる鹿児島女子。県勢女子として13年ぶりの勝利を目指す初戦は23日、鳥取代表・倉吉北と戦います!
男子決勝は川内対鹿児島工業。昨年と同じカードとなったゲームは、開始から両チームともに厳しいディフェンスを繰り出し、僅差で第1Qを終えます。続く第2Q、川内が堅い守備で鹿児島工業の得点を一桁に抑えつつ、速攻や外からのシュートで得点を伸ばし、41‐21と突き放します。
後半、両チームともベンチメンバーをフルに使う総力戦となり、鹿児島工業が追い上げるシーンもありましたが、終始リードを保った川内が88‐70で勝利しました。
地元インターハイの経験をウインターカップに活かしたい川内。初戦は24日、京都代表・洛南との対戦です。全国屈指の強豪校を相手に、大舞台での勝利を虎視眈々と狙います!
チームを率いる名将、田中俊一監督。自身も川内高校でインターハイ出場を果たし、大学、社会人チームで選手として活躍、マネジメントに携わったのち、家業経営のために川内に戻られました。以来、川内高校男子バスケ部を指導し続けて、今年が27年目のシーズンです。FMさつませんだいでは12月12日の放送で田中監督をゲストにお迎えし、大会への意気込みをお伺いしました。番組内でお届けした選手のコメントをこちらでもご紹介します。
写真左から、副キャプテン小林京平選手、キャプテン宮原悠生選手、副キャプテン跡上裕人選手
小林選手
跡上選手
宮原選手
写真左から、野口侑真選手、山田響生選手、高城大聖選手、川畑颯太郎選手。3年生の大半は夏のインターハイ後に引退。残った4人の3年生は高校生活最後の大会に全力で臨みます!
川畑選手・高城選手
山田選手・野口選手
チーム一丸、地に足つけて。レッドバルカンズへの応援よろしくお願いします!
SoftBank ウインターカップ2019 令和元年度 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会 東京都調布市・武蔵野の森スポーツプラザほか
川内高校の初戦は12月24日(火)14時~ 洛南高校(京都代表)