げそ太郎の一期一笑 #38

おはげそラッチョ!

乾き亭げそ太郎さん

今月16日沖縄県や奄美地方を差し置いて、九州南部が全国で最も早く梅雨入りするというまさかの展開。異例の梅雨入りで農作物など様々な場所に影響が出ないことを願うばかりです。
そしてFMさつませんだいで「げそ太郎の一期一笑」を担当して4年目に突入した僕にもまさかの出来事がありました。
なんと番組発信で新たに薩摩川内市の名物を作ることに成功したのです!
と言っても0~10までをやったわけではなく、元々あるものを使用して作ったのです。いや、作ってもらったのです。
話の発端は百次町にある不動産会社のエムズさん。こちらの会社がきくらげを作っていました。

不動産会社がなぜきくらげを?と社員の松本さんにお聞きしましたら「社長がきくらげを作りたいと言いまして」で始めたそうです。その思い付きで始めるのもすごいですが付いて行く社員さんの行動力もすごいです。
とはいえ、きくらげは国内生産が全体の約3%、市場に出ているきくらげのほとんどが外国産。
「作ってみようで始めたものの簡単にはいきませんでした」
エムズさんは3年ほど前にきくらげ栽培を1から勉強。紆余曲折してようやく安定的に作れるようになったきくらげ。

今では生きくらげ以外に乾燥きくらげ、きくらげパウダーとバリエーションも豊か。
そして今回関わるまで知らなかったのですがきくらげの栄養価は非常に高いんです。
ビタミンDは全食品中トップクラス
鉄分はレバーの約3倍
食物繊維もごぼうの約3倍
カルシウム牛乳も約3倍と言われています。

そんなスーパーフードのきくらげを使用して何か新しく薩摩川内名物を作れないか?
それもたくさんの人の目に留まる場所で…と考え「ここしかない!」となり、川内駅1階にあるくつろぎ庵のオーナー坂口さんに「きくらげを使った新メニューを開発してくれないでしょうか?」とご相談しました。
お話を聞いた坂口さんは「いいですね!薩摩川内市を盛り上げるためにやってみましょう!」と二つ返事で承諾。
薩摩川内市のために立ち上がってくれた坂口さん。ここからの動きが早かった!
承諾した10日後くらいにはきくらげを使ったメニューを5品作り試食会を開催。

僕も参加しましたがどれを食べても美味げそラッチョ!みんなで色々な意見を出し合った結果、坂口さんはきくらげのかき揚げを新メニューにすることに。
ここでようやく僕の登場です。 この新メニューの名前を考えたんです。
おいどんのきくらげ丼やわっぜよか丼などネーミングを10個提案して、きくらげ美食丼に決まりました。

スーパーフードきくらげを食べて体の中から美しくなってほしいとの思いから名づけました。
そしてやってきたきくらげ美食丼販売初日
5月9日11時
オープンから次々にたくさんの方がきくらげ美食丼をご注文!
中には韓国から来た方も食べて美味しいと言ってました。素直に嬉しいです。
様々な方のご協力を得て完成した新たなる薩摩川内名物きくらげ美食丼。

ぜひ一度ご賞味ください。

では、ごきげんよう。