げそ太郎の一期一笑 #39

おはげそラッチョ!

乾き亭げそ太郎さん

みなさまこの写真を見てください。

ここどこだと思いますか?

雑貨屋さんではないです。
なんとこちらは郵便局なんです。平佐簡易郵便局の店内なのです。
とても郵便業務をしているとは思えないですよね。
平佐簡易郵便局局長の春田さんに詳しくお話をお聞きしました。

そもそも簡易郵便局というのは日本郵便株式会社から委託を受けて個人や法人が業務を執り行う郵便局なんです。
春田局長は郵便局に約12年勤めていたのですが、2017年に独立して平佐簡易郵便局を開局。
2022年に道路拡張に伴い少し後ろに下がり道路拡張が今年の3月に終わり駐車場なども整い4月にリニューアルオープンしました。
外観は綺麗でまごうことなき郵便局。ところが一歩中に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは雑貨やお弁当など

郵便局に入ったはずなのに…
一体なぜ雑貨や食べ物などを置くようになったのか?

「丁寧に郵便業務を進める上でお客様を待たせてしまうので、その待ち時間に少しでも楽しんでもらえたらと思い始めました」と春田局長はお話ししてくれました。
開局当初はお客さんも少なく本当に業務をやってくれるのだろうか?と怪しまれたそうですが、
おしゃれな雑貨や薩摩川内市で人気の食べ物なども置いてあっていいよと口コミで広がり今では雑貨やお弁当、スイーツなどを目当てに訪れる方もいるそうです。
当たり前ですが、通常の郵便業務はちゃんとしていますのでご安心してくださいね。
色々と楽しい店内を見回してふと目に止まったのが熨斗袋

平佐簡易郵便局では現金書留でお金を送る方もいるそうで、その方達のために用途に合わせた熨斗袋を置いているそうです。
痒い所に手が届くとはまさにこのことではないでしょうか。
さらに

お子様たちにもお買い物を楽しんでもらえるようにつんのクリアファイルや団扇なども置いています。

そして、たくさんの詐欺事件で高齢者が狙われる昨今。
ATMを設置していない平佐簡易郵便局から現金を送る際はしつこいくらいに根掘り葉掘り聞かれます。
地域に寄り添い、地域の皆さんを大事にして老若男女に愛される簡易郵便局だなと実感した今日この頃の僕です。

では、ごきげんよう。