薩摩川内市ワーケーションモニター事業を活用し、本市でワーケーションを実施されたモニター様の行程表、実施レポートを紹介します(随時更新)。


黒木 麻莉恵 様(川内地域、市比野地域、上甑島で実施)

今回、2024年3月21日(木)〜同年3月25日(月)の5日間、薩摩川内市に滞在させていただきました。

1日目は、地域事業者との交流ということで、薩摩國雇用創造協議会様と意見交換を行いました。人口減少により、周辺の阿久根市、さつま町が協働して実施していること。また、薩摩川内市の現状として、川内駅周辺はそこまで人口が減っていないものの、山間部の地域の人口減少が著しいことを伺い、人口減少の深刻さを知りました。また、移住定住の担当係では、市としてさまざまな補助があることを知り、微力かもしれませんが、必要な人に届くような発信が個人でもできるといいなと感じた次第です。

その後、夕食まで少し時間があったので、3rd-CO-WORKING SPACEを利用しようと訪問。カフェも隣との間隔が広く、木の温もりが感じられる快適な空間でした。

2日目は、川内川を散歩した後、SOKO KAKAKAで美味しいパンとコーヒーをいただきながら、作業を行いました。その後、泉質の優しい温泉が大好きな市比野温泉へ。弁天堂や原田米店などを訪問し、温泉に浸かってから甑島へ移動するため川内港へ向かいました。

フジヤホステルにチェックインすると、24日の高速船が悪天候のため欠航する可能性が高いと教えていただき、3月24日に滞在する予定だった川内市内のホテルをキャンセル。甑島には2泊の予定でしたが、3泊することにしました。フジヤホステルでの滞在は、その島の生活や島の人の暮らしの営みを感じながら、自然と滞在することができ、とても心地よかったです。私にとっては非日常だけど、島の人たちには全てが日常。そのローカルな感じを全身で感じながら、日常に溶け込めた時、心がとてもときめく感覚になりました。島に滞在中は天気が悪かったものの、雨ですら美しいなと思える景色が甑島にはたくさんあった気がします。

最終日は、甑島を後にし、こども食堂を訪問。「こども食堂おばちゃんち」は、ボランティアの皆さんが子どもたちの晩御飯を作るこども食堂とのこと。12時頃、アポ無しで突撃すると、快く迎え入れてくださり、「おばちゃんのをたもいやんせ」と自身の昼ごはんを分けてくださいました。初対面で素性もよくわからない私に、薩摩川内市のこども食堂の仕組みや「おばちゃんち」が始まった経緯などをお話くださり、その懐の深さにとても感動しました。

今回のワーケーションは、さまざまなご縁が繋がって、とても充実した5日間になったと感じています。私自身、今回もたくさんの人の想いに触れる滞在となったので、また次回も楽しみにしています。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

古波藏 麻椰 様(川内地域で実施)

初めての鹿児島訪問でした。東京から福岡経由で川内駅に到着しましたが、九州新幹線が通ってるおかげでアクセスがとても便利でした。また、今回宿泊したS Cube Hotel by Shiroyama が駅と直結しており、とてもスムーズにチェックインすることができました。

この時点で既に、町としてのポテンシャルを感じました。

ホテルのWi-Fi環境もよく、仕事する上での不便は全くありませんでした。ホテルの向かい側にコワーキングスペースとカフェがあって、そちらも利用したかったのですが、ゆっくり仕事をする時間もなかったた め、ホテルでサクッと済ませました。

お昼食は川内市内にあるChillout食堂でピザをいただきました。昼食後、甲冑工房丸武に見学に行きました。これまで甲冑に触れたり学ぶ機会がなかったのですが、間近で見ると色使いや技術が細かく、芸術的で、とても興味深かったです。外国人やファッションやアートの世界で参考にされる理由が理解できました。

その後、川内高城温泉に行きました。哀愁漂う古き街並みは映画で見る世界でとても感動しました。温泉利用はしませんでしたが、梅屋旅館の中を見させてもらいました。町に若い人や後継ぎがいないということですが、とても魅力的で観光地化できるポテンシャルがあるので、ぜひ活性化してもらいたいと思います。

夕方は一旦ホテルに戻り、仕事を済ませた後、夕食を食べに料理や心々へ行きました。何を食べても美味しく、様々な地元料理をいただくことができました。

翌日午前中のお昼食は鮨やの八でお寿司をいただきました。その後、新田神社や茶寮ささのに伺いました。新田神社では参拝した後に神主さんに本殿の中を見させてもらいました。茶寮ささのさんでは美味しいお茶とスイーツをいただきました。

【全体を通して思ったこと】

3月中旬で気候もよく滞在中はとても過ごしやすかったです。ひどい花粉症持ちなのですが、滞在中は全く花粉に悩まされませんでした。また、どこの飲食店へ入っても料理が美味しい上に、皆さんとても親切で人の優しさに感動しました。薩摩川内市は海の幸も山の幸もどちらも美味しく、お肉も鳥牛豚と三代銘柄が揃っていて、グルメという視点で見てもとても魅力的です。

薩摩川内市はとてもポテンシャルが高い街なので、コンテンツを増やせば移住者も観光 者も増えると思います。

またこの様な機会があればどうぞよろしくお願いいたします。

 

山本 一幾 様(市内全域で実施)

今回初めて薩摩川内市を訪問させていただき、普段の生活圏と異なる街の雰囲気や文化、食事等を通してwell-beingを感じながら滞在することができました。

4日間のワーケーション滞在では、川内地域、東郷地域、甑島という3つの地域を訪れる機会をいただきました。

川内地域では、川内川周辺に広がるかっぱ伝説や、市内の至るところで見られるかっぱの装飾が印象的でした。かっぱを探しながら市内散策をするのもワーケーション中のリフレッシュになりました。

また、川内川沿いにある施設「SOKO KAKAKA」では、チーズケーキ専門店や喫茶店、アパレル店などが倉庫をリノベーションした空間に入居しており、地元の方々の利用も多く平日の日中でも活気を感じることができました。川内駅からすぐの場所にある3rd co-working space 川内店は、カフェ併設型のコワーキングスペースで、個別ブース完備なので集中して仕事に取り組むことができて、メリハリのついたワーケーション滞在が実現することができたポイントの施設になりました。

薩摩川内市の東部区域のひとつ東郷地域で、SPA HOTEL YUTTARIKANに滞在させていただきました。和洋室の落ち着いた空間で仕事に集中し、仕事の後は施設内の天然温泉へ。露天風呂から眺める夜空や静かな風に揺れる木々の音に癒され、心身ともにリフレッシュされました。サウナも完備されており、サウナと外気浴を複数回往復し自律神経のバランスをととのえました。

また、SPA HOTEL YUTTARIKAN内のレストラン「うめの里」では薩摩川内市のご当地グルメである「トーゴーちゃんぽん」を楽しむこともできました。現地でその土地のものをいただくのもワーケーションの醍醐味のひとつです。

国定公園に指定された風光明媚な離島である甑島では、niclass甑島という施設を拠点に滞在させていただきました。玉石を使った垣根や伝統的な民家の雰囲気が漂い、ミニキッチンや洗濯機などの設備も整っており、長期滞在のワーケーションにも適していると感じました。里港から徒歩約10分の居酒屋「漁り火」では、甑島の海の幸を堪能でき、名物のキビナゴやタカエビなど地元の食材を存分に楽しむことができました。地元商工会の方との懇親会を通して薩摩川内市の魅力を広く教えていただくことができ、再訪へのモチベーションが高まりました。

今回のモニター事業を通じて、薩摩川内市の魅力に触れ、再訪を心待ちにしています。今回の滞在は、非日常の場所での仕事や体験が、新たな活力を与えることを感じさせてくれました。

今回のワーケーションモニター事業をきっかけに弊社が薩摩川内市の関係人口となり、次回は他のメンバーや家族等とともに再訪したいと思います。

 

加藤 歩弓 様(上甑島で実施)

【良かった点】

niclass甑島にキッチンや調理器具、冷蔵庫、洗濯機が宿に揃っていて長期滞在には快適でした。

Wi-Fiがとても快適でスピードが速くて良いです。Web、グラフィックデザイナーの作業には十分な容量。お部屋のコンセントも多くて助かります。

目の前が海で朝とても気持ちがいい。歩いて行ける場所に飲食店や小さな商店もあるのでゆっくり暮らすように旅をしたい人にはぴったりです。

【全体の感想】

甑島はプライベートで何度も訪れるほど好きな土地ですが、今回は薩摩川内市の方も間に入って頂いたおかげで、個人旅でなかなか知り合うことのできない地元の移住者の声を生で聞ける貴重な機会でした。甑島に旅をするイメージはあったものの、今回はじめて移住定住について考える機会となりました。やはり現地の方の意見が一番参考になります。今度は主人と一緒に来て、観光や島での滞在をじっくり楽しんでみたいと思います。大変お世話になり、ありがとうございました。

 

今村 茜様(樋脇地域で実施)

【薩摩川内市でのワーケーション実施について】 梅雨の時期の滞在だったので、鹿児島の梅雨の激しさや、霧にかすむ山や田んぼの美しさ、軒先のあじさいなど、東京では感じにくい南国の四季の風景を懐かしく味わうこともできました。部屋で仕事をしながらも、ふっと顔をあげれば窓の向こうに濃い緑がうっそうとしげり、あぁ、鹿児島にいるのだな、としみじみ感じ、ほっとすることができました。

きらびやかな観光地で実施するワーケーションも素敵ですが、忙しい東京の生活を離れ、里山で田舎暮らしをしながら心安らかに過ごすワーケーションも素晴らしいと思います。都会で疲れた人ほど、静かな日常を取り戻せる、この薩摩川内市の里山に滞在して欲しいと思います。

【薩摩川内市のワーケーションの取り組みについて】

私は北海道から沖縄まで、全国30カ所以上でワーケーションを実践してきました。その観点から、今回活用した施設や視察した先を振り返ります。

▼旅館薩摩の里

今回は旅館薩摩の里に5泊しました。当初はホテルグリーンヒル鹿児島や別のホテルと宿泊を分散させようかと思いましたが、仕事量が多そうだったので、チェックイン・アウトや移動の手間を省くためにすべて連泊にしました。wi-fi環境は問題なく、オンライン会議もスムーズにできました。

▼2次交通

域内交通で車は必須なので、空港からレンタカー利用が多いと思います。他方、空港からリムジンバスで川内駅まで来る方には、カーシェアも利便性が高いかと思います。

▼ワークプレイス

今回は薩摩川内市の街中まであまり足を伸ばさなかったので、コワーキングスペースは利用しませんでした。そのかわり、道の駅のベンチなどでも仕事をしました。私はスマホのテザリングでどこでも仕事ができるので、長めの良い場所に車を停めて仕事をしたりもしました。

他方、オンライン会議が多かったので、結局は個室のある宿で仕事をすることが多かったです。タイムパフォーマンスを重視するには、宿での仕事が一番です(移動する時間が省ける)。

▼親子ワーケーションの可能性

今回は、私が個人としても実践し、事業としても展開している「親子ワーケーション」が薩摩川内市でできるのかという視察も含めて滞在しました。一時保育ができる「すわこども園」に加え、すでに地域の子ども向けに様々なアクティビティを提供しているグリーンツーリズム協会もあるので、子ども対応には困らない、という印象を受けました。

個人的には、また3歳の末っ子を連れて、すわこども園に体験入園をさせるために再訪したいと思います。再訪時の滞在先を探しているので、おすすめ先がありましたら、またお知らせ頂ければ幸いです。この度は、ご縁を頂きまして、誠にありがとうございました。

 

小西 瑞穂様(樋脇地域で実施)

【薩摩川内市・市比野温泉でのワーケーション】

「薩摩川内市」は初めて耳にする場所だったため、まず温泉があるのか検索しました。調べてみると「市比野温泉」という温泉地があり、仕事の拠点となりそうな温泉付きのホテルや、バスや徒歩で移動できそうなレストランやスーパー、観光スポットなどもあり、温泉めぐりも楽しめそうということがわかりました。

鹿児島空港はコンパクトながら、鹿児島グルメが楽しめるレストランや足湯などがあり、バスを待っている間も楽しく過ごすことができました。1時間ほど霧の中をバスに揺られ、今回の拠点「ホテルグリーンヒル鹿児島」へ。

部屋を滞在しやすいよう整えたら早速温泉へ。あつ湯・ぬる湯・打たせ湯・露天風呂・サウナ・水風呂があり、泉質はメタケイ酸を含むアルカリ性単純温泉。温冷交代浴でつるつるすべすべのお湯を楽しみました。

今回、温泉ワーケーション拠点として6日間滞在した「ホテルグリーンヒル鹿児島」は、デスク、イス、Wi-Fi完備で、問題なく仕事を進めることができました。滞在中は、天気予報通り木曜日以外は雨だったことから、部屋にこもって仕事に没頭する時間も長かったのですが、疲れるといつでもサウナや温泉に入れるという環境は最高でした。朝食のみ付いたプランで宿泊していたため、昼食・夕食は市比野温泉街まで買い物に出ました。地元の方に混ざりながらその土地のスーパーで買い物をしていると、旅先でありながら、まるで暮らしているかのような気持ちにもなります。これもワーケーションの醍醐味だと思います。

唯一晴れた木曜日は地元の方に車でさまざまな場所を案内していただきました。気になっていた「貸切温泉サウナ郷 翠嵐」や、リクエストして連れて行っていただいた「新田神社」、市内のもう一つの温泉郷「川内高城温泉」、歴史好きの私にはたまらない「甲冑工房 丸武」など。私は運転ができないため、ワーケーション中は徒歩やバスで移動できる場所しか行けないのですが、今回は薩摩川内市の魅力に広く触れることができました。

また、「翠嵐」代表の方や、市比野温泉の和洋菓子店「弁天堂」店主で市比野温泉地域活性化協議会の会長をされている方もご紹介いただき、お部屋を案内していただいたり、意見交換をさせていただいたことは、得がたい体験となりました。

もうひとつ印象的だったのは、今回のワーケーションで出会った皆さんにとても親切にしていただいたことです。雨の露天風呂で「こっちならぬれないわよ」と特等席を譲ってくださり、肩を並べて湯に浸かりながらしばしおしゃべりした方、九州八十八湯めぐりの御湯印帳を横浜に忘れてきた私に、紙に押したスタンプを持たせてくれた「割烹旅館みどり屋」の女将さん、豪雨の中降車する私を心配して「そこ水たまりになってるから気をつけて」「傘さしてからゆっくり降りてね」と声をかけてくださった運転手さん。ワーケーションに来なければ、出会わなかったかもしれない方々とのふれあいは、大事な思い出となりました。

 

松薗 美帆様(上甑島で実施)

数年前から働きながら⼤学院に進学して⽂化⼈類学を専攻しており、「地域活性化」を研 究テーマのひとつに置いています。甑島には以前何度か遊びに⾏ったことがあり、その頃から地域活性化の興味深い事例だと印象に残っていましたが、コロナの影響もあって⻑らく⾜が遠のいていました。そのような状況の中、今回ワーケーション制度を利⽤して仕事と研究のデータ収集を⽬的に甑島を訪問することができました。

初⽇は市職員の方にアテンドいただき、まずは甑島ツーリズム推進協議会観光振興部会に参加させていただきました。上甑島と下甑島をつなぐ橋ができてから観光の動きがどのように変化したのか気になっていたため、⺠宿経営、ツアーガイドなど⾊々な形で甑島の観光に携わる⽅々のリアルな声を聞くことができ、⼤変勉強になりました。橋によってツアーで回れる範囲が広がったものの、⿅島港が閉港になり、ツアー客が⽴ち寄れるトイレがなくなって⼤変困っているということでした。

また、下甑島で活動する地域おこし協⼒隊の方にインタビューする機会もいただき、特に私が関⼼のあるテーマ「よそ者による地域活性化」について、研究を⼀歩前に進めることが出来たように思います。その地域おこし協⼒隊の⽅はもうすぐ任期を追えられるということだったので、今後どのような活動に取り組まれるのか、また甑島に来るタイミングでぜひお話を伺いに来たいと思いました。

2 ⽇⽬以降、⽇中は仕事をしながら、息抜きに散歩をしたり、海に⼊ったりしながら充実 した島時間を過ごすことが出来ました。ニクラス甑島は⾃炊ができる環境が整っているため、島のスーパーできびなごを買ってきて焼いて⾷べるのも楽しい体験でした。今後甑島で⻑期ワーケーションをするならばどのような準備が必要かも具体的にイメージすることができました。夜は地域の⽅々と交流したいと考えていたため、「甑におかえり」という居酒屋にでかけました。そこで店主の⽅と仲良くなり、滞在中にサーフィンに⾏こうと誘ってもらえました。残念ながら波が良くなく実現しなかったのですが、また次回島に来たら連絡してね、と約束できたので良かったです。

滞在中に⿅児島で活動するアーティスト・宮井紀⾏さんのライブがあり、その打ち上げで島の⽅々と交流することができました。最近移住してきたばかりの看護師の⽅や、関東と甑島の⼆拠点⽣活をしている⽅など、いろんな⽅に出会って連絡先を交換し、また島に来る時ご飯に⾏く約束をしたので、また甑島に来る楽しみが増えてよかったです。最終夜に⾏った⼭下商店の島バルでは帰省中の同年代の⽅とも交流することができ、さらに翌⽇の帰りのフェリーも⼀緒になり、島に顔⾒知りが増えるのはいいなと思いました。休⽇は元々知り合いのオソノベーカリーのお⼿伝い をしたり、レンタサイクルで島を散歩したりしてのんびり過ごすことが出来ました。

今回の滞在で甑島に知り合いの輪が広がって、また来る理由もいくつかできたのも、また甑島に⾏きたいなと思えたポイントです。薩摩川内市の皆様がこのような交流の機会を作ってくださったことに感謝申し上げます。

 

とまこ様(市内全域で実施)

とても心温まる滞在をさせていただき、誠にありがとうございました。宿でも街でも、ふれあう方々の朗らかを感じることができて、本当にすてきなお土地柄!これが最初から最後まで、一貫しての印象です。市比野温泉では素敵な出会いもあり、温泉に入るだけではない楽しさもあり、まるで陽気な海外の土地を旅してるような気分にすらなりました。川内高城温泉はスケジュールの都合上入浴はできず意見交換のみでしたが、ワーケーション事業成功のために、滞在する方が何を求めていて、市や宿など迎える側がそれをどのように改善できるか具体的な方法について活発に話し合いができました。お肌に優しい美人泉ということで、次回また来訪してぜひ入浴したいと思います。

市街地について、食事に関しての薩摩川内観光物産ガイド「こころ」サイトさんは情報も多く助かりました。甑島について、素泊まりを選択しましたが、夜には営業しているお店を見つけられず、結果、お宿の方が魚を捌いてくださり、とても助かりました。島と薩摩川内がとっても好きになりました。

個人的には、今回のワーケーションで受けたこの印象がなによりリピートにつながると思います。

 

進藤 美智様(川内地域で実施)

薩摩川内市へお伺いするのは初めてでしたが仕事と休暇をバランスよく両立できる環境に あり、心身ともにリラックスした状態で過ごすことができました。

■温泉エリアについて

鹿児島空港からレンタカーを借り1時間程度で薩摩川内市へ到着しました。飛行機からレンタカーと移動が重なったためホテルへ向かう前に「翠嵐」へお邪魔し、貸切温泉サウナという首都圏にはない施設を体験してきました。薩摩川内市の温泉は、無色無臭が多いようでクセのないトロッとした温泉が肌に馴染み気持ちよかったです。 後日お伺いした市比野温泉では、温泉から美味しい和菓子まで 1000 円あれば十分に楽しめるスポットになっており、上ノ湯温泉では飲める温泉水も湧き出ており滑らかで美味しかったです。

また、3日目の夜に足湯トークと名付けられた市比野エリア活性化を目指した企画に参加 させていただき、市比野温泉地域活性化協議会の皆様と意見交換をいたしました。商店の方々はこの街が好きという気持ちが強く、目指したい姿など真剣に意見交換する場所となっているのが印象的でした。何より、この日初めて来た私に対してもとても暖かく意見を聞いてくださったことがこの街の魅力の一つだと感じました。

市比野温泉エリアは、人を知る街を知るほど行きたくなるエリアだと思います。活性化に よってもっと街が彩を持つことも楽しみになりました。

■宿泊について

今回は「S CUBE HOTEL by SHIROYAMA」に3泊させていただきました。

新しくできたホテルで、川内駅前にあり横には SS せんだいというホールやコワーキングスペースもありました。ビジネスで活用するにも観光で拠点とするにも行動しやすい位置にあり、とても過ごしやすかったです。

朝食付きの宿泊にしましたが、薩摩川内市で採れた野菜やお魚をたっぷり使っており毎日 ごはんをおかわりするほど美味しかったです。

■観光について

田苑酒造、とれたて市場、原田米店へお伺いしました。

田苑酒造さんは、クラッシック熟成という音楽を聴かせて熟成させるという特殊な技術を使って焼酎を作られていて、まろやかな焼酎が出来上がるのが印象的でした。

とれたて市場では、この日の朝に採れたお魚を食べられるということで昼食に行きました。お魚の甘みやつやなど本当に美味しく、港の見える食堂も素敵でした。すぐそばの唐浜海岸でお散歩しましたが、砂がサラサラで甑島まで見える風景はリフレッシュにちょうどよいスポットでした。

原田米店では、おくどさん体験をしました。お米の選別・精米・薪割りなど一連の体験か ら実際に炊いたお米で食事をいただきました。丁寧に炊かれたお米はツヤといきいきとしていて、本当に美味しかったです。店内にはお土産も多く飾られており、国内のお米だけではなく海外のお米の取り扱いまで、買い物だけでも楽しめるスポットでした。

■全体を通して

薩摩川内市では、とてもスムーズにワーケーションを楽しむことができました。街で食事をしていても隣の方と自然と会話をしたり、とても温かい方が多かったので、首都圏から来た私にとっては新鮮で楽しい経験となりました。

今後は家族単位で来られるようなワーケーション企画にも期待したいです。家族で来ることでまた新しい楽しみ方や関わり方ができると思います。今回は、ご縁をいただきありがとうございました。街を知ることができ感謝いたします

 

山形 千尋様(川内地域で実施)

自身が営業職ということもあり、お邪魔させていただいた期間が全て平日だったため、予想はしていたなものの業務に当てる時間が多かった中、滞在中は天候にも恵まれ、綺麗な川や海、そしてなんと言っても自然に恵まれたご当地ならではの食には毎食心踊る日々でした。

滞在場所は川内駅の目の前に位置するS CUBE HOTEL BY SHIROYAMAさんです。ホテルは非常に新しく、モダンな印象でとても清潔感があり、併設のレストランや目の前のカフェなど、不便のない環境で4日間過ごすことができました。今回の滞在中の朝食は全てホテル1Fレストランで取りましたが、食事はもとより、3面ガラス張りの非常に開放的な空間のおかげで、とても心地よく1日のスタートを切ることができました。またスタッフの方々はお若い方が多く、非常に丁寧にご対応いただき大変満足です。

事前にSNSやインターネットなどで調べ、初日は浜焼き『ながら』さんにお邪魔しました。魚介類が大好きな私にとっては初めての土地の新鮮な魚介は本当にテンションが上がり、名物のキビナゴや赤海老、生牡蠣などもたくさんいただき大満足で初日を終えました。

滞在中には、樽貯蔵による本格麦焼酎作りのパイオニア『田苑酒造株式会社』さんにお邪魔させていただきました。田苑酒造さん特有の焼酎にクラシックを聞かせて熟成させる製法のご説明をいただき、驚きはもちろんですが、実際に樽倉庫にクラシック音楽が響き渡る空間はなんとも言えない不思議な感覚を覚えました。また焼酎資料館では田苑酒造さんの歴史や、定期的に開催されるクラシックコンサートのステージも拝見でき、ちゃっかり試飲までさせていただきました。

今回の3泊4日の中で、薩摩川内市のたくさんの方々にお世話になり、また訪れるきっかけをたくさん頂き心より感謝申し上げます。体験することで得た感動は家族や友人・同僚など身近な人たちからおすすめ・シェアしたいと思っています。

 

成海 まお様(市内全域で実施)

薩摩川内市でワーケーションをさせていただいたのは自然が豊か!温暖!温泉が豊富!食べものが美味しい!甑島という魅力的な島があったことが理由です。 ワーケーションを終えた今、魅力に「人が優しい」をつけ加えたいと思います。同市では本土・上甑島・下甑島という3つのエリアを周遊しました。滞在中、オンラインミーティングなどの時間に縛られる予定がなかったため、 朝と夜に仕事をして日中は観光を思いきり楽しむスタイルです。 また、薩摩川内市は広いので観光や食事には車があると便利ではありますが、バスや自転車でも充分観光スポットを巡ることができました。

上甑島の優雅な風景は女性、下甑島の力強い風景は男性に例えられるように同じ島でも雰囲気が違うので上甑も下甑も両方訪れて欲しいです。 2020年に上甑と下甑をつなぐ1533mの甑大橋が開通するまでは島民でも島の行き来をあまりしていなかったと聞きましたが、陸路でも繋がり便利になりました。私はこの長い橋をバスで渡り、観光船かのこで海上からも観ることができました。木の口展望所からの眺望も人気で甑島は絶景だらけです。カノコユリの開花時期は7月下旬から8月、この時期に再訪したいです。 エリアによっては食事場所が限られるので、外食をされる際は観光計画と並行して飲食店の予約をしてください。

本土では川内駅の目の前の温泉付のホテルに宿泊をしました。 川内駅は電車、バスの起点なので公共交通機関を利用の方にはとても便利です。甑島行きの高速船やフェリーへの接続バス、絶景の海沿いを走ることで有名なおれんじ鉄道、JR・新幹線も利用できます。ホテル内の温泉も楽しみつつ、少し足を伸ばした「川内高城温泉」は、レトロ感あふれる温泉街で西郷どんも愛した名湯。美人の湯といわれるだけあり、肌が ツヤツヤになります。 平日はしっかり働き、週末に観光というメリハリをつけた都市型ワーケーションスタイルで過ごすのも良さそうです。

地域事業者との交流では芳工房にうかがい、話が盛り上がって3時間以上も長居をしてしまいました。芳工房の寺田さん(薩摩川内市グリーン・ツーリズム推進協議会会長)もこうおっしゃっています。 このあと川内高城温泉に行くという私に「温泉では地元の人と話した方が良いよ、口を開けて温泉の湯気を吸った方が綺麗になれるからね」 この言葉をこれからワーケーションをされる方に贈ります。

 

吉岡 辰也様(市内全域で実施)

  完全個室の源泉100%かけ流し温泉 大切な時を、翠嵐で・・・ 自然豊かな翠につつまれた癒しの空間。 様々なスタイルで、優雅な時間をお過ごしください。 ~薩摩川内ご当地グルメ・スイーツのメニューと店舗一覧はコチラから~ 今回の訪問レポートは、道の駅樋脇遊湯館です。 市比野温泉入口すぐ近くです。県道42号線沿いで営業しています。 地元の新鮮な野菜や特産品や工芸品を取り扱ってる施設になります。 なんとこの施設では2つのご当地グルメを楽しむことができます。 まずは食堂で「せごどんぶい」をいただきます。 ご飯が進む甘辛いタレがお肉によく絡み、ボリュームもあって食べ応え満点でした。 お次は「ちんこだんご」をいただきます。 1本ずつ販売しているため小腹がすいてる時にもいいですね。 こうばしい香りにつられて早速一口いただくと、もちもちとした食感がたまりません。 ついつい2本目に手がのびていました。
  道の駅樋脇遊湯館(TEL:0996-38-2506) 県道川内加治木線沿いにあり、市比野温泉の入口に位置しています。観光案内所を設け、観光客の拠点となっています。 おはげそラッチョ! 乾き亭げそ太郎さん 先月の電気代を確認してビックリした!という方も多いのではないでしょうか?僕もその1人です。とはいえ、僕の場合は1年前は一人暮らしだったのが去年結婚して子供も誕生して3人の生活になっているので光熱費が上がっているのは当たり前ではあるのですが…それでもビックリする金額でした。僕と同じように光熱費に驚いたご家庭も多いのではないでしょうか? 今回は皆さんの家計を少しでも助けられるのでは?というお店をご紹介します。と言っても、 ご存知の方も多いと思いますが…樋脇町市比野にあるレストラン岡倉さんです。 まもなく創業45年になる岡倉さん。 ご実家は市比野で材木の仕事をしていたそうですが、 寝たきりのお母さんの代わりに小学生の頃から料理を作っていたそうです。 自分が作った料理を家族や友達が「美味しい」と言って食べているのを見て 料理の道に進むことを決意。 高校卒業後は東京に出て服部栄養専門学校、日航ホテルや高野フルーツパーラーさんなど 名だたるところで修行して帰省して岡倉をオープン。 開業当初は魚も扱っていたそうですが今は洋食がメイン。 そんな岡倉さんの目玉はなんと言っても安くて美味しくボリューム満点の定食! 30種類ほどあるメニューのなかで1番人気は日替わらない日替わりランチ! というのも豚カツ、エビフライ、ハンバーグは毎回変わらずだからです。 副菜のコロッケ(副菜と呼んでいいのか分かりませんが)美味しい季節のお野菜、 ご飯、蕎麦などが付いて、なんとお値段は980円!1000円しないんです! しかも量は2.3人前はある!なのでこの日替わりランチは食べきれない人が多数。 そんな人達用に持ち帰りのパックも用意されているんです。 将来は子ども食堂もやってみたいと話した岡倉さん。 ボリューム満点の子ども食堂になりそうで今からワクワクしている今日この頃の僕です。 では、ごきげんよう。 ~薩摩川内ご当地グルメ・スイーツのメニューと店舗一覧はコチラから~ 今回の訪問レポートは、樋脇町市比野にある弁天堂さんの「たまごむっかん」です。 市比野温泉にあります。 いや~、今日は天気も良く過ごしやすい日になりましたね。 ドアを開けると正面カウンターには大きなたまごむっかんが並んでいました。 現在はたまごむっかんとあめんどろむっかんの2種類が販売されていましたが、 季節のフルーツを使用しているたまごむっかんもあるみたいなので チェックしてみてください!! 「あめんどろ」とは、南薩で作られる薩摩芋蜜のことで、体に優しい糖蜜として世界中から注目を浴びてるみたいです! さて、いよいよ実食です。 大きく一口いただくと、ふわふわしていてたまごの香りが口いっぱいに広がりました。 あめんどろむっかんはお芋の甘味がして、 どちらも美味しい!!   隣には湯宿もあるので温泉に入ってリラックスして甘味をいただくのもいいですね。
弁天堂(TEL:0996-38-0659) 美人の湯として知られる市比野温泉で百年、菓子を作っています。古き製法、配合を大切にしながら、新しい材料、製法を取り入れて和菓子中心に製造しています。市比野温泉に御用の際は是非お立ち寄りください。

薩摩川内市ご当地グルメ・ふるさと応援店巡って食べてスタンプラリー 第三弾を開催します!

新型コロナウイルス感染症拡大により影響を受けた飲食店への応援と観光誘客を目的に、ご当地グルメを提供する飲食店とふるさと応援店としてシティセールス活動を実施する飲食店を巡って、食べて、スタンプを集めて、薩摩川内市の特産品が抽選で当たる事業を実施。3ポイント以上の方に抽選で薩摩川内特産品をプレゼントします。 ↓↓↓ 第一弾の応募者にはこちらの特産品がプレゼントされました ↓↓↓           ↓↓↓ 第二弾の応募者にはこちらの特産品がプレゼントされました ↓↓↓           応募方法 飲食店等利用者が、ご当地グルメ又はふるさと応援店で飲食(たまごむっかんとちんこだんごはそれぞれ500円以上の購入)し、各店舗に設置しているハガキにスタンプを押してもらいます(スタンプ1個で1ポイント。癒食家ひでぽんは2ポイント)。3ポイント以上のポイントを集め、事務局にハガキを送付してください。ポイント数に応じて抽選で特産品をプレゼントします。シティセールスサポーターの方は会員No.を記載いただくと1ポイント進呈します。 ※シティセールスサポーターNo.がご不明の方は市役所観光物産課までお問い合わせください。 実施期間 令和5年1月1日(日)~令和5年1月31日(火) プレゼント ご応募いただいた中からポイント数に応じ、抽選で特産品をプレゼントいたします。 5ポイント・・・1万円相当(25名) 3ポイント・・・5千円相当(40名) 薩摩川内ご当地グルメ・スイーツ(メニューと店舗案内)(←こちらをクリック) 薩摩川内市ふるさと応援店とは(←こちらをクリック)         23種類の中から好きな仕事を選んで体験しよう! キッザニアを飛び出して「Out of KidZania」が薩摩川内市で開催されます!! たくさんの方のご参加をお待ちしております♪ 詳しくは公式サイトをご確認ください。 ▼Out of KidZania きゃんぱくキッズ in さつませんだい
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