鎌倉末期に彫られたとされる磨崖仏は、梵字17・陽刻仏像1・陰刻五輪塔3・その他仏種子などからなっています。梵字を刻むことは仏像を彫ることと同じ意味で、この梵字の中で最も注目されるのは中央月輪中に書かれているオーンクです。梵字の下に文保2年(1318年)の年号が記され、9月5日寂円房が亡親の供養とともに、村人の平安を祈願した旨が明記されています。近くには、吉野朝初期の逆修塔といわれる十数基の石塔、倉野殿墓があります。
ジャンル | 文化財・史跡 |
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名 称 | 倉野磨崖仏 / くらのまがいぶつ |
住 所 | 〒 895-1201 鹿児島県薩摩川内市樋脇町倉野 |
アクセス | 九州自動車道・姶良ICから車で薩摩川内市街地方面へ45分。 |
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倉野磨崖仏
くらのまがいぶつ