藤川天神の祭神は学問の神様として親しまれる菅原道真公で「菅原神社」とも呼ばれています。道真公が太宰府に左遷され、さらに逃れて藤川北野の地に隠退、没したと言い伝えられます。
拝殿は平成10年2月24日に新しく立て替えられたものです。 毎年、大晦日から三が日は大勢の初詣客で賑わい、大晦日0時から除夜祭が始まり、元旦祭、氏子初詣と続きます。
また、受験シーズンは合格を祈願する受験生や家族などで賑わいます。 境内の約40アールの梅園には約150本の梅の木があり、これは梅をこよなく愛された道真公がお手植えになられた一株が繁茂したものと言われ、このうち50株の梅はその幹を地上に伏せ、まるで伏した竜のように咲き誇ることから臥龍梅と呼ばれています。
毎年2月下旬から3月上旬に薄いピンク色の花を咲かせ甘い香りを漂わせ、観梅客の心をなごませます。
昭和16年10月3日に、国の天然記念物に指定されました。