薩摩川内市内から約12キロ、四方を山に囲まれた小さな盆地の中にある山の湯です。
800年余りの古い歴史を誇り、西郷隆盛も愛用した俗化されていないひなびた人情味あふれる温泉郷です。
ゆっくり湯治するには絶好の場所で、旅館によっては自炊部屋もあります。
平成2(1990)年には、「日本の名湯百選」にも選ばれ、県下でも有名な湯治湯として知られています。
夏のカジカガエル(河鹿蛙=鹿のようなきれいな声で鳴くカエル)の鳴く声やは、よりいっそうの風情を醸し出しています。
また、このあたりは竹が多く、温泉街に手づくりの竹細工店もあり、みやげ物に最適です。