毎年9月秋分の日の前日に、鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)の市街地で開催される大綱引です。
歴史は長く、420年以上続く伝統行事で、鹿児島県の無形民俗文化財に指定されています。
一説には、関ヶ原の戦いの際に士気を高めるために島津義弘公が始めたと言われています。
当日は、朝から陸上自衛隊、建設業協会、地元の高校生・中学生、一般参加など約1,500人の市民が一丸となって、長さ365m、重さ約7トンを誇る日本一の大綱を練り上げます。
夜の大綱引では、約3,000人の上半身裸にサラシを巻いた「ハダカ」と呼ばれる男たちが、互いに大綱を引き合います。
また、中央付近では、敵陣の引き隊を邪魔するため、そして、自陣の引き隊を守るため、両陣営の「押し隊」同士が、体と体を激しくぶつけ合い、攻防する勇壮な姿を見ることができます。
詳しくは、
川内大綱引公式ホームページ(川内大綱引保存会)
をご確認ください。
(大綱引の大まかな流れ)
19:00 ダン木祭(だんぎまつり・神事)
20:15 本綱開始
21:45 終了
※状況により変更の場合もございます。