城上町吉川のそばどんの滝へ

そばどんの滝は城上町の吉川地区にある滝で、薩摩川内市景観重要資産第11号です。
歴史や由来などは観光スポットの“そばどんの滝”をご覧ください。

そばどんの滝がある川は“高城川(たきがわ)”です。実は国道3号を走っていると上川内町あたりで渡る川の上流部にあたります。

川内駅から車のナビを「薩摩川内市 吉川地区コミュニティセンター」をセットし、東郷方面に向かいます。
県道339号東郷西方港線をさらに北上し、吉川地区コミュニティセンター付近まで来ると

このような小さめの看板がちらほらと道端に出てきます。

看板に従って進むと「そばどんの滝駐車場」という看板と空き地が橋の手前にありますので、そこから800mほど徒歩です。

川に沿って進むのかと思いきや川とは反対側に入口があります。


こちらに進みます。目印に赤色のリボンが結んであります。

途中から川沿いを歩きます。舗装はされていないので雨の後などはおすすめできません。
時折、鹿の声が山に響く中進むと川内駅周辺より涼しいのがわかります。


少し高い位置を歩くので注意!
途中には水田跡、住宅跡、炭焼き窯跡のほかに昭和40年代まで水力発電をしていた跡もあるそうです。
水力発電跡は川に丸太の橋が架かっているあたりで歩いている側の斜面を見ると、コンクリート製のパイプが見えます。残念ながら発電装置は残っていません。


奥に進むと川を渡りますが、簡易的な飛び石が設置されています。
※飛び跳ねて渡るとキケンです!慎重に進みましょう。


ウッドデッキが見えたら到着です。
川の水に触れてみると真夏なのに冷たい!
空気もひんやりしていて避暑にはぴったりです。


滝壺は透き通っていて、木々の色を反射しています。


実は県道345号下東郷阿久根線沿いにあり、その駐車スペースからは半分以下の距離でたどり着けますが、急な斜面を帰りは登るとのことです。

川にはカジカガエルやタカハヤなどきれいな水を好む生物もいるほか、オニヤンマなども周辺には生息しています。
このような環境を未来にも残していきたいですね。

山奥の静かな場所にあります。ヒルやヘビなどが出現する場合がありますのでご注意ください。
また、携帯電話の電波は2020年8月現在、通じませんのでご注意ください。

ちなみに緯度や経度を計測して、Googleマップに景勝地としてスポット登録しました。

※令和2(2020)年8月6日現在の情報です。