「川内大綱引」が国の重要無形民俗文化財に指定されました!

「川内大綱引」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。

3月21日(木)、京都市内にて「令和5年度重要有形民俗文化財指定書及び重要無形民俗文化財指定証書交付式」が行われ、同日官報にて指定告示された「川内大綱引」の指定証書が、文化庁長官から川内大綱引保存会長である橋口知章氏へ授与されました。

川内大綱引保存会や地域の方々の尽力で継承されてきた川内大綱引は今年で425年目を迎えます。

大迫力の熱い戦いを、今年はぜひ目の前でご覧ください!

川内大綱引とは…

約3,000人の上半身裸にサラシを巻いた「ハダカ」と呼ばれる男たちが、互いに大綱を引き合います。
また、中央付近では、敵陣の引き隊を邪魔するため、そして、自陣の引き隊を守るため、両陣営の「押し隊」同士が、体と体を激しくぶつけ合い、攻防する勇壮な姿を見ることができます。

大綱

大綱を引く様子

押し隊同士がぶつかる様子

民俗文化財とは…

衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術及びこれらに用いられる衣服、器具、家屋、その他の物件など人々が日常生活の中で生み出し、継承してきた有形・無形の伝承で人々の生活の推移を示すものである。