おはげそラッチョ!
乾き亭げそ太郎さん
桜の季節がやってきましたね。桜を見ながらちょいと一杯。美味しいお弁当を食べながら。
この春は満開の桜と何をコラボさせて楽しもうか?なんて想像するだけでウキウキしますね。
本日はそんなウキウキしたコラボのお話しをご紹介します。
東郷町にある久保茶屋さん。元々は戦後藤川地区で下駄屋としてスタート。現在3代目。
店内には地元の野菜や果物、手づくり梅干しなどの加工品に今年3年ぶりに再現された
臥龍梅餅、東郷町内でしか買えない梅酒などがあります。
そして久保茶屋さんのお店奥には食堂があり、鶏ガラと野菜でしっかり出汁を
とった名物のトーゴーちゃんぽん、カレー、唐揚げ定食などが味わえます。
先日この久保茶屋さんの唐揚げとカレーがあるお店とコラボしたんです。
久保茶屋さんの唐揚げは国産鶏もも肉を使用。漬けタレは、家庭で作っていた
久保家の味で、親戚が集まる時は必ず登場していた人気の一品だそうですが、
分量は大体の目見当で受け継いでいるので、毎回少し味が違うこともあるそうです。
「まぁそれも手づくりならではということで」と3代目は笑っていました笑。
そしてカレーは黒毛和牛を使用。玉ねぎをスライスし、アメ色になるまでじっくり炒め、
数種類のスパイスを入れ、そこからさらに煮込むそうです。かなりの数の玉ねぎを剥き、
包丁で1個ずつ手作業でスライス。涙を流し、目にしみる痛みと闘いながらようやく完成。
家で作れそうで作れない、茶屋でしか食べられないカレーになっているそうです。
そんな久保茶屋さん人気のメニューが中郷町にあるキットカフェさんとコラボしたんです。
キットカフェさんは国産牛肉の粗挽きと細挽きのパティで作るハンバーガーが人気のお店。
コラボのきっかけは昔から知っていてお互いのお店を行き来するうちに
「何かやりたいね」を実現。
ハンバーガーのキットカフェと唐揚げやカレーの久保茶屋。
和と洋で一見相反するお店が特製米粉唐揚げをキットカフェの
美味げそラッチョなパンに挟み、久保茶屋人気のカレーもチーズカレードッグでコラボ。
このコラボ商品は残念ながら現在は終了していますが、お互いの特徴を尊重し
1つのものを作り上げていく。これからの世の中に大切なことを教えてもらえた気がします。
そして薩摩川内市のお店がたくさんコラボしたら素敵なものが出来上がるのでは?と
ワクワクした今日この頃の僕です。では、ごきげんよう。