げそ太郎の一期一笑 #26

おはげそラッチョ!

乾き亭げそ太郎さん

先日1歳7ヶ月になる娘と2人で家にいた時、娘が突然「ばぁば!ばぁば!ばぁばに会いたい」と
泣き崩れたので「今日はばぁばはいないよ」と言いました。
すると今度は「ママ!ママ!」と言って泣き崩れ「ママはお仕事で夜帰ってくるよ。
それまではパパと一緒だよー!」と笑顔で伝えました。
それを聞いた娘は僕の顔を見て「わんわん!わんわん!」と妻の実家にいる犬に
会いたいと叫びました。
娘の中での優先順位が実家の犬より下なのにショック!やはりもっと娘との時間を作らねば。
今日はお子様との時間を大切にしたくてオープンしたお店をご紹介します。
そのお店は入来町副田にある米粉菓子ensokuさんです。

店内はアンティークの小物がありレトロ調で魔女の宅急便に出てくるような可愛いお店。
オーナーの宇野さんが着用している洋服もお店の雰囲気と見事にマッチ。
そして店内の壁の色がまた素敵で、グレージュという色なのですが、
時間によって色の見え方が変わるそうです。業者さんに頼むと
お金がかなりかかるので自分で塗ったそうですが、
実はこの塗料、専門の講習を受けないと購入できない塗料なんです。
宇野さんは講習を受け子育ての合間に壁を塗って今年4月6日にお店をオープンさせました。
前職は看護の仕事をしていた宇野さん。昔からお菓子作りが好きで看護の仕事を
しているときにも仕事仲間やお友達に差し入れでよくお菓子を作っていたそうです。
完全無農薬・無化学肥料の玄米を使用した焼き菓子を提供しているのは、
宇野さんのお子様がアレルギーがあるからなのだそうです。
「自分の子供にも美味しいお菓子を食べてもらいたい」そう思いグルテンフリーの
お菓子作りを勉強して作り始めたそうです。
「子供も喜んで食べている」と語る宇野さんの笑顔は印象的でした。
チーズケーキ、フィナンシェ、マドレーヌ、タルトなどフランスやイギリスを発祥とした
焼き菓子が10種類ほど並ぶ中ひときわ目を引いたのが
シルキースムースチーズケーキ(ホール売りのみ)

北海道産のクリームチーズを使用。その名の通り絹のようなとろりと
した食感に濃厚なチーズの香りで美味げそラッチョ!そのほかにも、一口食べるとふわふわ食感で茶畑の風景が見えるくらい抹茶の香りが広がる
有機抹茶のマドレーヌやナッツの食感がアクセントでキャラメルとナッツの
香りがいいキャラメルナッツフィナンシェなどもあり目移りしながらワクワクします。

お店の名前のensokuは小さい頃にお母さんが作ってくれた遠足のお弁当のように
好きなものと栄養が詰まった愛情たっぷりのお菓子を作りたいと思い名付けたそうです。
今度遠足気分で我が娘とワクワクしながら行きたいと思います。

その頃には実家のわんちゃんよりは頼られているはず。
と思っている今日この頃の僕です。では、ごきげんよう