おはげそラッチョ!
乾き亭げそ太郎さん
2024年もあと僅か。
皆様には今年も大変お世話になりました。この時期話題となる今年の漢字は【金】でしたが、僕の今年の漢字は【音】(おと)です。
4月にセンノオトがオープン!9月は川内大綱引きで裸でぶつかり合う音。色々な音がありましたが、僕はなんと言っても9月に開催された薩摩川内市とKTSがタッグを組んだ薩摩川内音楽祭コカフェス。
プロとアマチュアの音に酔いしれた2日間となりました。そして12月に入り寒さ厳しくなってきたこの時期に食欲をそそられる音といえば温かい麺を啜る音じゃないでしょうか。
そこで今回皆さんにご紹介するのは東向田町に今年10月29日大安の日にオープンしたマルニ食堂さんです。
マルニ食堂さんは母体となる薩摩川内味噌醤油株式会社製造の醤油を使用した中華そばを提供するお店。自社の醤油をベースにラーメンのかえしを作りスープと合わせ、麺もスープに合うように自社工場で開発したオリジナルの麺。
聞いているだけでワクワクするその中華そばが目の前にくるとスープの香りに食欲をそそられます。麺の上にはネギ、海苔、なると、キクラゲ、店内で煮込んで味付けした黒豚チャーシューがのっています。
早速頂きます。
スープをひと口飲んでびっくり!口当たりはあっさりとしたスープですが非常にコクと深みがあります。麺はちぢれ麺でスープの旨みもしっかりと一緒に吸い上げてくれます。チャーシューはホロホロと溶けていく柔らかさ。
まさしく美味げそラッチョ!
完全に胃袋を持っていかれましたが、マルニ食堂さん、麺だけではありません。
黒豚焼肉丼もあります。薩摩川内味噌醤油製造のオリジナルの焼肉のタレが焼肉丼のお肉、黒豚肩ロースとロース2種類の旨味を最大限に引き出しています。焼肉丼に使用しているお米は薩摩川内市産。
お米の旨みが加わりこれまた美味げそラッチョ!
そして薩摩川内味噌醤油さんはクラフトビールも作っていてマルニ食堂さんではクラフトビールの生ビールを提供。店内にはこのビールに合うおつまみも揃っていてラーメンだけではなく丼やお酒なども楽しめるお店です。
薩摩川内味噌醤油(株)管理部長の四ノ宮さんは「できる限り地元のものを使用して地産地消で美味しいものを提供していきたい」と仰っていました。地元の人だけではなく県外の人にもぜひ召し上がっていただき、味と共に麺を啜る音も楽しんで欲しいです。
最後に僕が今年もっとも体感した音(おと)は年齢のせいか立ち上がる時によろめくことが多くなり「おっとっと…」と口に出したことです。「そっちのおとかーい!」と呟いたあなたの来年の運勢◎です。
では、皆様良いお年を。