おはげそラッチョ!
乾き亭げそ太郎さん
新年になってまだお神籤で大吉を引いてないのにもう1月も終わり。早いですね。そして2月になるとバレンタインデーがやってきます。
今日はまだ大吉を引いてない僕が貰ったら嬉しくて大吉な日になること間違いなし!のクラフトチョコのお店をご紹介します。
そのお店の名前は樋脇町市比野にあるfarmers chocolat(ファーマーズショコラ)
駐車場から車を降りると雰囲気抜群の庭と古民家が。
中に入るとお洒落に改装した店内にクラフトチョコが美しく並んでいます。
こちらがどのようなお店なのか?オーナーの椎木さんにお話しをお伺いしました。
クラフトチョコレートは海外からカカオの豆を輸入してダークチョコレートや板チョコを作るビーントゥバーと言われ、20年ほど前から世界的に拡がっているビジネスなんだそうです。
椎木さんは7年前インドネシアのバリ島でクラフトウイスキーやクラフト焼酎を作る計画をしていたそうです。が、規制が厳しくなりお酒を作るのが困難に。どうしようと思案している中でバリ島でクラフトチョコを作っている人がいてお話を聞いたら「できるかも!」と思いウイスキーや焼酎の計画からクラフトチョコにシフトチェンジしたそうです。
日本からカロリーゼロの甘味料を送ってもらい、カカオの豆はバリ島の豆で健康的なクラフトチョコを作ったそうです。ただ作ってこれから!という矢先に仕事の関係で帰国することになり、クラフトチョコの機械やレシピなどをそのまま現地の人に引き継ぎ帰国したそうです。
頭の片隅にずっと残っていたクラフトチョコを日本で!鹿児島でやってみたい!そう思ったそうです。
世界的なクラフトチョコレート、ビーントゥバーのお店は基本的に産地別のカカオの豆から作るチョコで産地別のチョコレートでしかない。それを作っても楽しくないなと思いフルーツやスパイスを使用したクラフトチョコを作ろうと決め、イチゴやバナナといったオーソドックスな組み合わせだけじゃなくパクチーやココナッツなどの変わり種もありお店に並ぶ板チョコの味はなんと70種類以上。そこに特別アレンジしたチョコも加えると100種類ほど。
「来るたびに新しい発見があるお店にしたい」と話す椎木さんがドバイチョコレート言うのを作りました。厚めの板チョコの中に具材を入れて中がとろっとしているそうで、第一弾で作ったのはチョコの中があんこだったそうですぐに売り切れたそうです。 更にドリンクでオリジナルのチョコレートサワーなるものも。
カカオニブを漬け込んでシロップで味を整えて炭酸を入れた飲み物で、ひと口飲んだらチョコレートの香りがすごく広がります。
これからの想いをお伺いしましたら
「日本特有の和菓子とか使ったチョコで世界に打っていきたい。その最初があんこ。なので今でも語学の勉強はしている。まぁ尽きぬ老人の夢です」と笑ってお話ししてくれました。
そのお話を聞いてすごく元気をもらった今日この頃の僕です。
ではごきげんよう