北薩では、さつま町のホタル舟が有名ですが薩摩川内市にも数多くのホタル観賞スポットがあります。東郷町斧渕の岩切川。湯田町の川内高城(たき)温泉街。樋脇町の金具(かなげ)。下甑町の佐野浦川などなど。
そんな数ある観賞スポットの中から本日(昨日になってしまいました)は、百次町の百次川今村橋のホタル観賞に!
なぜなら、川内駅から近いから。「あっ! ホタル撮ろう」と。ふと思い立ったからです。
そして、ホタルの撮影は難しい。「ふと思い立った」ので当然カメラはありませんスマホです。それなら手軽にスマホで撮りたい! ということで挑戦します!
❐さっそく現場の下見に川内駅を出発です。
「川内駅」は、九州新幹線・鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道・日本貨物鉄道の乗り入れる駅で、駅前には、南国交通・いわさきバスネットワーク・コミュニティバスが。そんな北薩の人と物流の中心地です。
駅舎には、薩摩川内市の特産品を集めた「駅市 薩摩川内」が。お土産選びに最適です。
前置きが長くなりました
川内駅を背に国道3号をいちき串木野方面に左折
すぐに左側車線の県道313号線隈之城方面へ
約4Km(車で約10分)左手にネッツトヨタを見つつ見えてきた信号を左折
約1.5Km(車で約3分)大原野橋バス停の交差点を左折
すぐに「百次ホタルの里」の看板が見えてきます。ここを左折すると目的地、そうホタルの生息地です。
親切にものぼり旗と臨時駐車場があります。
このあたりが鑑賞と撮影ポイントです。
❐下見を終え。ホタル観賞マナーを勉強します。
❐ホタル観賞マナー【じゃらんニュースから】
(1)ホタルは強い光を嫌う生き物。ライトで照らしたり、フラッシュをたくと、草の中に隠れてしまうので注意!
(2)大きな声、物音はNG。ホタルが逃げるのはもちろん、近隣住民への迷惑にもなる。ゴミの放置もダメ!
(3)ホタルが成虫となって空を飛べるのは、わずか1~2週間。捕まえて持って帰るのは止めましょう。
(4)必須持ち物リスト
①薄手のアウター(この時期は長くいると少し寒い)
②懐中電灯(実際の感想では、ここではたぶん不要)
③ゴミ袋
④虫よけスプレー(蚊がいます)
⑤飲み物、食べ物
※( )は投稿者の感想です。
❐撮影機材の準備!
スマホで手軽に撮影をするため、シャッタースピードの調整ができる星空撮影用のアプリをダウンロード。
「夜間カメラ」無料です。
操作は簡単、シャッタースピードの調整のみ。(今回、30秒で挑戦しました)
手振れ防止の三脚469円とスマホホルダー553円 合計1,022円
この勇姿をご覧ください。ふと思い立ったことに1,022円。世間的にこれが「お金の無駄遣い」と言われる行為であることを投稿者は知っています。えー知っていますとも。でも、決めてしまったし、むしろ、そうしなければいけない気さえしてきたし。
日没時間を確認し、いざ出陣です。
ここ百次川今村橋付近にはゲンジボタルとヘイケボタルが生息しているようです。綺麗な川と豊かな自然がある証です。期待に胸を膨らませつつ暗くなるまでブラブラ散歩。ふと、川沿から緑がかった黄色い光が!
ホタルの光は、気持ちを穏やかに。1週間の疲れを癒してくれるものでした。
皆様も日頃の疲れを癒しに。ご家族で夕涼みにいかがですか。
川内駅から現場まで車で約15~20分。鑑賞・撮影で約2時間。今夜は半月で月明かりもあり心配しましたが何とか撮影できました。
最後に1,022円の撮影機材にありがとう。