地元産の食材でおいしい南イタリア料理を chill out 食堂

国道3号沿い、アーケード街にオープンして3年半。薩摩川内市の人気店、chill out(チルアウト)食堂をご紹介します。

新鮮な食材をシンプルに、おいしく

MBC南日本放送の情報番組「かごしま4」中継前に

シェフの瀬戸山 覚(せとやま・さとる)さん(写真手前)は、薩摩川内市出身。地元の小中学校に通い、鶴丸高校に進学します。卒業後、東京で音楽活動に打ち込んだのち、料理の世界に入ったという経歴の持ち主です。過去には、お店でのLIVEやDJプレーが行われるなど、店名にも音楽への思いが込められているそうですよ。

新鮮魚介の燻製マリネ

瀬戸山シェフ、地元出身だけあって、お店のメニューにもできるだけ地産地消を、と意識されているとのこと。生産者さんが直接出品している地産地消コーナーや、道の駅など、身近なところで材料を仕入れることもあるのだとか。

下仁田ねぎの石窯ロースト

セロリとオリーブのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

アンガス牛カイノミのロースト

長島産タコとオリーブのマリネ、薩摩川内市東郷産いちごのブッラティーナ、薩摩川内市レモンを使ったピッツァ・リモーネ。薩摩川内市そして北薩の食材をふんだんに取り入れたシェフ一押しのメニューです。

「ごろごろっと入ったレモンがジューシーで、はちみつがレモンの酸味を和らげて、チーズとも相まって最高です!」

シメのデザートもあります

いろいろ試して、選び抜いたパスタを使用

鹿児島市で開催される「ナポリ祭」にも参加しているchill out 食堂。店の人気メニューのひとつ、ピッツアはシェフが毎日、生地から仕込んでいます。「小麦粉は国産、イタリア産を使い、ブレンドも調節してきました」というピッツア。2019年11月に川内川河川敷で開催されたリバーフロントマルシェでは「揚げピザ」として登場し、大好評でした。

奥に広い店内は、落ち着いた照明やアンティークの家具がシックな雰囲気を演出しています。「幅広い世代に楽しんで頂けるよう、リーズナブルなメニューから本格的なイタリアンまで提供しています。これからも地元の皆さんにおいしい料理をお届けできるよう、頑張っていきたいです」と瀬戸山シェフ。営業は18時から、ラストオーダーは深夜1時半と宵っ張りさんにも嬉しいですね。カウンター席もあるので、ふらっとひとりで立ち寄る方も多いのだそう。薩摩川内市内はもちろん、県内各地からのお客様も多く訪れるchill out 食堂。地元産の食材を使った薩摩川内のイタリアンを、ゆっくりとお楽しみください。

chill out 食堂

薩摩川内市西向田町11-22 1F
0996-29-5003
18:00~2:00(ラストオーダー1:30)
定休日:月曜日、第1火曜日

※掲載写真のメニューは2019年~2020年1月のものです。メニューは随時変わります。ご了承ください。