藤本を訪ねて。藤本の滝、拠り所ふじもと

薩摩川内市樋脇町市比野、藤本地区。八重山山系の水に恵まれ、緑の田んぼが広がる日本の夏らしい景色が出迎えてくれます。さらに涼を求めて、滝めぐりにも行きました。ご覧ください。

その美しさから「薩摩華厳」と称される藤本の滝。昨年には遊歩道が整備され、多くの人が訪れる場所となっています。薩摩川内市の「景観重要資産」第1号なんですよ(平成21年指定)。落差26メートル、幅15メートル、滝つぼの深さ7メートル。迫力ある2段の滝です。

川内駅から車で約30分。市比野の温泉街を通りすぎ、山あいの県道36号を走ると、左手にロータリーがあります。

藤本滝公園入口に到着。藤棚など四季折々の美しい花も見どころとなっています。

例年、お盆の時期に合わせてライトアップが行われていましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となっています。来年以降、楽しみに待ちましょう。

滝つぼから流れる小川の橋を渡り、階段を登ると滝の上部を見ることが出来ます。岩肌を滑る水しぶきが涼しげ。

藤本の滝を後にし、向かったのは「岩下の棚田」。夏空が広がります。

こちらに気づいた、作業中の農夫さん。

このあたりは樋脇町と入来町の境です。八重山水系の「践祚の滝」まで行ってみました。こころ記事「入来・践祚の滝」では国道328号(入来峠)からの行き方を紹介しています。

「践祚(せんそ)の滝」。車道の案内板「践祚の滝入り口」から降りてすぐです。四角い石が階段状に積まれたような景色は、他にない独特の雰囲気。

藤本地区に戻り「藤本ふれあい店・拠り処ふじもと」を訪ねました。今年1月に改装オープン。地域のぬくもりを感じる場所となっています。

訪れた人へのおもてなし。トイレ休憩できます。施設運営維持に、ご協力頂けると嬉しいです。

藤本地区の情報交換所として。

地元産の新鮮な野菜、生みたて卵、日替わりのお惣菜等が並びます。

日用品を買いに来たお客さんと。

「ポイントカードを作ったんですよ。地区の皆さんの楽しみに少しでもなるといいなと思って」

ドライブや滝観光のついでに、ぜひお立ち寄りください。

樋脇町市比野には、樋脇サンヘルスパーク・B&G海洋センター五ツ星お米マイスターのお店「原田米店」「マルニ味噌らーめん」など、こころ記事でもご紹介した立ち寄りたいスポットがいっぱいあります。緑と涼を満喫できる日帰り旅行、ご家族・ご友人で楽しんでみてはいかがでしょうか。