祝・甑大橋開通! こしきしま日帰り旅(4)

2020年8月29日。甑島の悲願「こしきはひとつ」が、甑大橋の開通により、ついに実現。開通を祝福するような青空に包まれて、薩摩川内から甑島への日帰り旅。こしきしま日帰り旅(1)(2)、(3)、からの後半戦をどうぞ。

13:50 下甑青瀬 瀬尾観音三滝

長浜のampersandでゆっくりランチをしたあと、向かったのは青瀬の瀬尾観音三滝(せびかんのんみたき)。長浜港からは車でおよそ10分。駐車場から滝までは歩いて約3分です。近くにはキャンプ場もあります。辺りは緑に包まれて濃い影が落ち、ほんの少しひんやりとした空気が漂います。

瀬尾観音三滝は、瀬尾川の上流に位置します。滝壺の近くに観音像が祀られていることから、この名前が付いたのだとか。55メートルの高さから、三段になって落ちています。跳び箱のような台形の岩の表面を、滑るように清らかな水が流れていきます。水しぶきはまさに天然のミストシャワー。

三段の滝、ということで、一段目と二段目は階段を上がった場所から見られます。足もとに注意して、お進みください。

鹿児島県本土から遊びに来ていた学生グループの皆さん。橋に腰かけてひとやすみ。

地元のちびっこたち。お母さまに見守られて水遊び。道路からほんの少し入っただけで、こんなダイナミックな自然に触れられるなんてすごい。改めて感じ入りました。

14:30 下甑手打 テウチ1600

下甑の旅、残り時間が迫ってきました。パン好きなら絶対に訪れたい!島のパン屋さん、テウチ1600。美しい玉石垣の路地をゆっくりゆっくり走って、たどり着きました。

看板ワンちゃんと猫ちゃんがお出迎え。

串焼きバル&カフェ テウチ1600は2020年2月オープン。バル営業は17時~21時、パンは金・土・日の12時~販売です。店名は番地から取りました。

店主の池内けやきさん。お祖母さまが長浜の出身という縁があり、神奈川からご夫婦で移住しました。ご主人は港の仕事、けやきさんは近くの学校で授業をするなど、地域の仕事に従事しながら店を営み、海がすぐそばにある暮らしを楽しんでいるそう。

けやきさんのパンをお土産にします。

マフィンやあんぱん、サーターアンダギーなど甘いものから、こしきの塩を使った塩パンや山形食パン、ベーグルなど種類も豊富。後日、山形食パンをトーストして頂きました。粉のうまみを感じるもっちりとした生地に、カリっとした外皮が香ばしい。旅の思い出と一緒に、かみしめるように味わいました。

夜のバルも楽しみなテウチ1600です。素敵な笑顔に見送られて、長浜に戻ります。

串焼きバル&カフェ
テウチ1600

下甑町手打1600
09969-7-0080

お店のウェブサイトインスタグラムもチェック。

こしき日帰り旅もいよいよ佳境へ。こしきしま日帰り旅(5)に続きます。最後までお付き合いください!

甑島情報

こしき島の旅なら
さつませんだい観光局

0996-25-1140