辺りは青々とした木々と田んぼ。
(体育館裏から見える景色。)
豊かな自然に囲まれる旧陽成小学校体育館。
8月9日、8時9分。
【野球の日】
ついに「室内練習場」へと生まれ変わる工事が始まりました。
▼まずはこちらの記事から
このプロジェクトの代表は、福永幸央さん。
構想を描いてから約2年。
福永さんにとっていよいよその夢が現実化した日。
(解体が始まる前の様子。)
早速、フローリング床の解体が始まります。
(体育館の入り口(道路側)から剥がしていきます。)
(解体作業が始まって約30分経過すると、土台が見えてきました。)
解体される様子を見守りながら、床材を持つ福永さん。
今、どんな気持ちで見守っているのでしょうか。
『いよいよ始まったなと。今日、8月9日8時9分に無事着工できて良かったなと思います。これだけがっつり解体されていく様子を見ていると、正直ちょっと心配ですが(笑)また、今日は息子も一緒に来ているので、彼にとってもこの場所を使う第一号として良い機会になるのではと思います。まずは、これから安全に工事が進んでほしいです!』
(入口付近だけでもすでに大量の床材。)
この薄い床材はまた別の用途で活用される予定だそうです。
そして、一緒に見守るのは息子さんの福永悠人くん。(小学6年生)
解体されていく様子を見ながら、
『ここで練習できたらうれしいです。はやく使ってみたいです。』
と、室内練習場の完成が待ち遠しい様子。
現在、ソフトボールに夢中の悠人くん。
中学、高校では野球をやりたいそうです。
今後、バッティングマシンも導入予定とのことで、ここで練習する姿を思い浮かべると益々完成が楽しみです。
【薩摩川内から目指せ甲子園!】
そしてもう一人、この場所を見守る男性が。
陽成小学校OBの田中佑樹さん。
約20年前に陽成小学校を卒業した田中さん。
「スポーツを活用した地域の活性化」をテーマに生まれ変わる母校の体育館。
田中さんにとっての思い出を尋ねると、
『体育の授業で使っていましたね。色々思い出がありますけど、剣道部に所属していたのでこの体育館で練習をしていました。僕らが使ってたときから全く変わってないですね。』
『ただ、小学5年生のときに舞台の幕が新しくなって、古い幕のときは穴が空いていてボロッボロでよくぶら下がって遊んで先生に怒られてました(笑)新しくなってからはもちろんそれが出来なくなって…っていう思い出がありますね。』
閑散とした「閉校した体育館」というイメージだったこの場所。
田中さんのエピソードをお聞きしてからもう一度体育館を散策すると、当時の様子をイメージすることができました。
(体育館内に設置された”鏡防御板”)
(舞台裏のアナウンス機器の使い方の貼り紙)
(チョークの跡が残るジャンプ台)
(床材を見つめる福永幸央さん〈写真左〉と田中祐樹さん〈写真右〉)
完成が待ち遠しい『室内練習場』
さらに、舞台は観覧席に。
安心安全に練習を見守ることができます。
また、野球・ソフトボール以外のスポーツも。
福永さんと言えば、『モルック』
今日、工事が始まったことで練習や試合が開催される日も近づいてきました。
(お話しを伺っている間も職人さんの手で1枚1枚剥がされていく床材。)
(プールも近日工事スタート予定。)
ということで、「スポーツを活用した地域の活性化」をテーマに生まれ変わる、旧陽成小学校体育館の工事着工の様子をお伝えしました。
今日から新しい姿へと変化を遂げていきます。
未来輝く子どもたちの笑顔がたくさん見られる日を楽しみに、今後も工事の進捗をお伝えしていきたいと思います。
今後のリポートもお楽しみに!
それでは!
【追記】
取材後、福永さんより8月9日最後の体育館の様子を送っていただきました!
(体育館の半分がすでに解体されています。)
(解体材もたくさん。これから生まれ変わります。)
(こちらは、大工さんが解体した床材で机を製作!)
今後の進捗情報もお楽しみに!
(2021年8月9日取材:早水奈緒)
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