本殿、幣殿、拝殿、舞殿、勅使殿が一直線に並び、本殿両脇に摂社を置き、互いに廻廊でつなぐ配置は県内唯一の社殿配置です。
現在の本殿は、嘉永3年(1850)年の造営であり、舞殿、拝殿、勅使殿は、棟札により天明4年(1784)年の造替と推定されます。
本殿両脇に廻廊があり、本殿、舞殿、拝殿をとり囲み、その廻廊から舞殿を見ることができ、舞殿と拝殿は、棟を別にしています。
本殿の平面形式は周囲を庇で囲み、仏教建築の形式に類似している点が特徴的です。
昭和63年(1988)年7月、社殿改築竣工を記念して、本殿、幣殿、拝殿、勅使殿を除く屋根がすべて新しく銅板に葺替えられました。
平成2年3月23日に県の有形文化財(建造物)に指定されました。