おはげそらっちょ!
乾き亭げそ太郎さん
FMさつませんだいで「げそ太郎の一期一笑」という番組をやらせてもらって色々な食や人に出会えているのですが、8月は薩摩川内市のご当地グルメスタンプラリーやインスタグラムキャンペーンなどあり、改めて薩摩川内市の魅力を知ることができる月になりました。
そして夏の期間しかオープンしない東郷町にある藤川天神峡そうめん流しにも始めて行き、
「こんな素敵な場所があるんだ」と感動しました。
初めてお店を訪れた時「こんな山奥に本当にそうめん流しがあるのか?」と
少しだけ不安になりましたが、自分を信じて車を走らせると藤川天神峡そうめん流しの看板が見えてきました。
こちらは2013年に惜しまれつつ1度閉まったのですが、現そうめん流しオーナーの北野さんに
地域の皆さんが「やってくれないか?」とご相談して「皆さんに喜んでもらえるなら」と
2015年にリニューアルオープン。
北野さんにご用意頂いたのはそうめんとニジマスの塩焼きにおにぎりのセット。
食べてまず何に感動したかというとニジマスの塩焼き。
「いや、そうめんじゃないんかーい」と突っ込んだあなたの今月の運勢は◎。
いや、当然そうめんは美味しいのですが、ニジマスに一口かぶりついた瞬間ビックリ
しました。
臭みがまったくなく身がものすごくふっくらしているのです。
聴けばニジマスを1匹1匹炭火で焼いているというではないですか。
「なるほど、この身の美味しさは炭火のチカラだったのか」と思いながら
おにぎりを頬張ると「なんだ?このおにぎりも旨いぞ」とビックリ!
それが顔に出ていたのか北野さんが「お米はガスで炊いています」とひと言。
「なるほど、ガスで炊くとお米はひと粒ひと粒がこんなに際立って美味しいのか」
何気なく出している料理でも、ひと手間ひと手間かけると美味しさの魔法がかかるのだと
改めて思いました。
今年はもう終わっていまいましたが、また来年手間ひまかけた料理に出会えるのが楽しみです。